セサミンとepa

セサミンには様々な効能があります。
細胞の老化防止、美容や美肌の効果、肝臓の機能向上、悪玉コレステロールの抑制など、健康な身体を維持する上で嬉しい効能がたくさんです。
そして、これらの効能は、セサミンと同じような性質を持つ成分を同時に摂取することで、より効率的に身体に浸透していきます。
ここでは、魚の油に多く含まれるｅｐａという成分について考えていきましょう。

セサミンの効能の多くが、活性酸素を除去してくれる抗酸化作用が関係してきます。
活性酸素は細胞が生きていく上で必ず生まれてしまうものですが、様々な外的要因によって必要以上にその量が増えてしまうことがあります。
その場合、増えすぎた活性酸素は身体全体の細胞を錆びつかせ、健康な身体を蝕むこととなってしまいます。

セサミンの抗酸化作用は非常に有能で、細胞を若く保つためには継続して摂ることが望ましいです。
栄養素には水溶性と脂溶性の２種類がありますが、セサミンは脂溶性の成分です。
そのため、水に溶けにくく、胃を通過するさいにもその成分が壊れることはありません。
水溶性のものに比べて持続性があり、しっかりと身体の隅々に効果が行きわたるというわけです。

魚の油に含まれているＤＨＡやｅｐａも、同じく動脈硬化や生活習慣病の予防に役立つ成分です。
ｅｐａは特に血液をサラサラにする効果が優れています。
ドロドロな血液の原因となる、「血栓」を作りにくくしてくれるのが、ｅｐａの大きな特徴です。
同じく魚に含まれるＤＨＡに比べても、この血栓抑制効果は優れています。
セサミンの場合は、悪玉コレステロールを減らしてくれたり、直接肝臓の機能を向上させて血液中の毒素を減らすことで血液をキレイにしてくれます。
結果は同じようでも、この２つは違った方法で身体に働きかけているのです。
お刺身を食べる時に、ゴマ油を使ったドレッシングでカルパッチョにしてみるなど、ちょっとした工夫をすることで、グッと効果は上がります。
ぜひ試してみて下さい。