ゴマとセサミンの関係性

ゴマは古くから優秀な栄養食品といわれ、その根拠としてカルシウムなどのミネラル成分が多く含まれていることがあげられます。
またタンパク質や食物繊維、ナイアシンの他、各種ビタミン・葉酸が豊富に含まれていることから、ダイエット中の食事や、また美肌を目指す女性に喜ばれている食品です。

ゴマに含まれる脂質は、不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸が八割あります。
ちなみにオレイン酸やリノール酸は、生活習慣病や成人病の予防に効果があるとされている食品ですので、ゴマは優秀な健康食品というるのではないでしょうか。

ただ、残念ながら硬いカラに包まれているゴマをそのまま食べるのでは、せっかくの栄養素を十分に取ることはできません。
ゴマを食べる際はすりおろすなど、外皮をくだいた状態で摂取するとよいでしょう。

さらに、このようなゴマには抗酸化物質として働く成分も含まれています。
ゴマの持つ抗酸化作用は、活性酸素の体内生成を制限し、その一方で肝臓機能強化して、老化やガン化する細胞機能を抑制する作用です。
このゴマに含まれる代表的な抗酸化物質がセサミンです。
このセサミンは、ゴマ一粒に１％しか含まれていないことから、摂取の難しい成分でしたが、セサミンを発見した日本のメーカー他各社が、このセサミンが含まれるサプリメントを製造しておりますので、健康的に過ごしたい人は、活用してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、セサミンの効果は即効性のものではないので、ある程度続けてみて効果を試してみるとよいでしょう。