セサミンとオリザプラスの相乗効果

ゴマに含まれる健康成分として知られるセサミン。
昔からゴマは健康に良いと言われ、日本人の食卓に欠かせないものの一つです。
ゴマにわずかに含まれるセサミンという成分には、強い抗酸化作用があります。
体内で発生する有害物質や活性酸素を抑制したり、除去してくれます。
動脈硬化などの生活習慣病やガンの予防、アンチエイジングに効果が期待されています。
血行を良くする、美肌効果、二日酔いの軽減、高血圧やコレステロール値の低下や疲労回復など、現代人の健康を支えてくれる成分なのです。

ゴマに含まれるセサミンの量は少ないので、効率よく摂るにはサプリメントが良いでしょう。

サプリメントに一緒に配合される成分として「オリザプラス」が注目されています。
オリザプラスというのは玄米に含まれるポリフェノールの仲間です。
玄米ポリフェノールとも呼ばれます。
玄米は白米に精製する前の米で、ビタミンＢ群や食物繊維が多く含まれています。
健康志向の人々はもちろん、モデルやトップアスリートなど日本だけでなく世界的にも玄米食は広まっています。
そんな玄米に含まれる成分の一つである、オリザプラス。
玄米のぬかや胚芽部分に含まれています。
オリザプラスは自律神経の機能を改善します。
頭痛や不眠、疲労感などの症状が軽減するのです。

江戸時代の女性は、玄米のぬかを入れた「ぬか袋」でお肌のケアをしていました。
ぬかには、お肌を美しくする働きがあると考えられていたのです。
オリザプラスにも美肌効果があります。
玄米ポリフェノールの効果で血流がよくなり、お肌がつややかになるのです。
肝機能にも良い影響があります。
お酒を飲むと肝臓がアルコールを分解し毒素を排出します。
その時に肝臓が受けるダメージを減らし、アルコールを分解する力をサポートするのです。

これらの効果は、セサミンととてもよく似ています。
セサミンとオリザプラスは大変相性が良く、両方を同時に摂ることでこれらの効果が高まります。
お互いの効果を邪魔することなく高めあう、絶妙の組み合わせなのです。